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2020.06.23

Baby's誕生物語。パート①

Baby's訪問看護ステーション代表の三善です。


皆さまに支えて頂き、Baby's訪問看護ステーションは無事に1周年を迎える事ができました!


本当にありがとうございます。


1周年という事で、私がなぜ訪問看護師となったか、そしてどんな会社を目指しているか、少しずつに分けて皆さまにお話ししたいと思います(^^)


今回はパート①です。


↓ ↓ ↓ ↓


看護学生の頃、実習で一日だけNICUに見学に入らせていただきました。


そこでは、ミニチュア宇宙人のように(表現はとても悪いですが、率直にそう思ってしまいました)温かいベッドに並んでいる小さな生き物を見で、衝撃を受けました。


彼らはこんな小さな身体でどのように生きているのだろう、もっと知りたい。


卒業後、某大学病院に就職し念願のNICUに入職することができました。


そこでやっと、私が見たのは未熟児ちゃんや、奇形のある早産児の子どもたちだったのだと分かりました。

 




産婦人科・NICUは、看護師として”おめでとう“と沢山言える一番の場所だと思ってます。


配属先のNICUでは、沢山の命に関わらせて頂き、沢山の事を学ばせていただきました。


NICUは私の天職だと思いました。


数年間勤務したその後、結婚を機に引っ越し。


近くにNICUのある病院がありませんでしたので、どうしても子供に関われる仕事をと思い産婦人科で勤務しました。


『産婦人科』


そこでは、衝撃を受けました。


それは産まれるお手伝いだけでなく、命を終わらせるお手伝いの仕事があること。


医療用語では、アウスと言います。俗語では中絶の事です。


中絶も大切な医療ではあります。それをしないと母体が生命の危機となることもあります。


しかし…


そうではないことも多々ありました。
 

産婦人科とは生だけでなく、死も同じくらい感じる場所でした。


今でもそんな過酷な現場で一生懸命勤務されている産婦人科の医師、看護師、助産師さんは本当に尊敬しています。


その時の私はというと…


残念ながら心弱く。毎日、アウス介助後に罪悪感を感じて泣いていました。


アウスの時はまず、お腹の中でピコピコ動くベビちゃんをエコーで確認してから、処置をします。




ーーーーー




…メソメソしてても仕方ありませんでしたが、助産師でもない私は、どうしてもやりがいを見つけることができませんでした。


沢山の時間をかけて考えました。


私は看護師として、何がやれるのか。


私は、色々な困難を潜り抜けてきた命を、この世に産まれてこれた命を助けること、そしてそれを育てることに全力を尽くしたい。


またそれは、NICUで学んだことを活かせる場所であると思いました。


私の居場所は産婦人科ではないと気づき、働く場所を探しました。


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